1983-03-26 第98回国会 参議院 予算委員会 第11号
○馬場富君 もしソ連が極東へのSS20の増強とあわせまして、極東海軍力の大幅増強等が続けられていくならば、アメリカ側からも非核三原則の見直し等について、持ち込み、あるいは通過、寄港等を認めようというような問題の要求が出てくることを私たちは大変心配するわけでございますが、この点についての外務大臣の見通しと判断をお伺いいたします。
○馬場富君 もしソ連が極東へのSS20の増強とあわせまして、極東海軍力の大幅増強等が続けられていくならば、アメリカ側からも非核三原則の見直し等について、持ち込み、あるいは通過、寄港等を認めようというような問題の要求が出てくることを私たちは大変心配するわけでございますが、この点についての外務大臣の見通しと判断をお伺いいたします。
極東にたとえばSS20を百基置くとかあるいは北方四島にミグ21を配置するとか、海軍の極東海軍力を増強しているとか、そういう状況を見てみますと、やはり極東方面のソ連の軍事力の増大というのは対米戦略という一環も大きくあるわけでしょうが、同時に、それはやはり日本も極東の一国として、こうしたソ連の軍事力の増強というのが一面においては直接的な脅威ということは言えないと思いますけれども、潜在的な脅威であるということは
さらに、これは新聞でも指摘をされているわけですが、極東海軍力についても非常にオーバーに皆さんは見積もっていらっしゃるんですね。しかし、アメリカ側の指摘というものはそうじゃない。たとえば、ソ連の極東陸上兵力を見るてみますと、防白では五十一個師団だと書いてある。
○説明員(伊藤圭一君) 日本に対する影響という御質問でございますが、私どもといたしましては、その軍事的な面についてお答え申す以外にないわけでございますが、軍事的に見ますと、御承知のようにソ連の極東海軍力というものはきわめて増強されております。そして行動というものが活発になっております。さらには、極東におきますソ連の基地の建設というものにきわめて力を入れているということも事実でございます。